沖縄県恩納村でQUAN Sea Vista Retreatオープン。オーナーの夢と情熱が生んだバレルサウナ&和風宿
オープンのお知らせ
沖縄県恩納村に、新たな癒しの空間「QUAN Sea Vista Retreat」が誕生しました。2024年7月より予約を開始するこの施設は、オーナーが手作りしたバレルサウナと本格的な和風宿がセットになった贅沢なプランを提供します。今回は、このプロジェクトがどのようにして実現したのかをご紹介します。
オーナー菅沼の大工としての始まり
QUAN Sea Vista Retreatのオーナーである菅沼正典氏は、木工技術者としてのキャリアを国内の施設制作で磨き、2007年に沖縄で事業を立ち上げました。卓越した技術と美しいデザインで沖縄県内の様々な施設や事業所の建築や内装に携わってきました。菅沼氏の手による作品は、多くの顧客から絶大な支持を受けています。
サウナとの出会い
菅沼氏は国内のあらゆる地で仕事に勤しむ一方、大のサウナ好きでした。日々の疲れを癒すため、日本国内の様々なサウナ施設を訪れ、その心地よさとリラクゼーション効果に感動しました。「自分もこんな素晴らしいサウナを作りたい」という強い思いが芽生え、大工で培った技術を総動員してサウナの制作を始めました。
バレルサウナへのこだわり
菅沼氏は、サウナの特徴、木材の特性、自身の木工技術を最大限に活用し、理想のバレルサウナを作り上げることを決意しました。国産ヒノキの香りと耐久性を活かし、多くの方を癒すことができるサウナを目指しました。試行錯誤の末に完成したバレルサウナは、美しい木目と心地よい香り、そして完璧な断熱性能を兼ね備えた逸品となりました。
サウナだけではない、和風宿の設計
サウナの完成に満足せず、菅沼氏はさらに一歩踏み込みました。サウナ後のリラックスを最大限に引き出すためには、宿泊施設も重要だと考えたのです。日本の伝統的な和風建築の美しさを取り入れ、自ら設計・建築した和風宿は、心地よい寝具や広々とした間取り、そして静寂な環境を備えています。特にこだわったのは、自然との調和です。周囲の美しい自然を取り込むように設計された宿は、訪れる人々に心からの安らぎを提供します。
QUAN Sea Vista Retreatの誕生
こうして完成したのが、QUAN Sea Vista Retreatです。QUANという名前には、静寂や休息を意味する「Quiet」と、日本の「和」の心を融合させた「Harmony」という意味が込められています。菅沼氏はこの施設を、訪れる全ての人々にとっての癒しの場とすることを目指しています。
オーナーの思い
「私は、自分が体験したサウナの心地よさを、もっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。そして、日本の建築の美しさも同時に楽しんでいただける場所を作りたかったのです」と菅沼氏は語ります。「サウナとサウナのための宿の組み合わせは非常に相性が良いのです。サウナで心身をリフレッシュし、和風宿でゆったりと過ごすことで、究極の癒しと贅沢を体験していただけると思います。」
沖縄サウナ・スパ協会理事に就任
現在、沖縄県ではウェルネスが注目されています。運動や食事、ヨガなど、自己を整えることの重要性が認識されています。サウナもウェルネスに通ずる重要な体験です。県内では、2023年からサウナのイベントも開催され、菅沼氏も沖縄に住む方々に向けて、サウナでウェルネスを獲得するきっかけづくりを提供しています。
予約受付開始
QUAN Sea Vista Retreatの完全貸切バレルサウナ&宿泊プランは、2024年7月より予約を開始します。詳細な情報や予約方法については、公式サイト(https://quan-okinawa.com)をご覧ください。沖縄の美しい自然と調和した特別なサウナ&宿泊体験を、ぜひお楽しみください。
終わりに
菅沼氏の情熱と技術が結実したQUAN Sea Vista Retreat。心と体を癒す特別な場所として、多くの人々に愛されることを願っています。皆様のお越しを心よりお待ちしております。